高校生のときに、先生から「これからは福祉の時代」と聞いて興味を持ったのがきっかけです。もともと人と関わることが好きで、人の話を聞いてお手伝いできるような仕事がないかと探していた中で、相談員という職種を見つけました。特養に就職して現場の介護を3年ほど経験。その後、相談員を募集していた寿楽荘へ転職しました。

寿楽荘いたかのは、吹田市を拠点に事業展開する法人が、初めて大阪市内に開設した特別養護老人ホームです。特養を軸に、デイサービスセンター、ショートステイを提供しています。法人が掲げる「自立支援11ヵ条」をベースに、心が動けば身体が動く介護、一人ひとりに合ったケアに取り組んでいます。

施設でのOJTは魅力の一つです。入職後3カ月は先輩職員が付いて指導し、意見交換しながら育成・サポートします。初任者・実務者研修を法人で行っており、資格取得の支援体制も万全です。また、大阪民間社会福祉事業共済会に加入しており、映画のチケットなどが格安で提供される福利厚生があります。

現場で利用者様の支援を直接行っていたときは、利用者様が喜んでいる姿や他愛もない会話が楽しく、ご家族のお役に立てることもやりがいでした。今でも利用者様と一緒にデイでコーヒーを飲む時間が好きです。一方、職員の確保・定着も私の大切な仕事ですので、職場環境が少しでも改善したと現場の声が聞けたときは安堵します。

利用者様と向き合って接してくれる方であれば、経験は問いません。業務の習得速度は人それぞれなので、時間がかかっても大丈夫です。ただ、技術を身に着けるためにも、決められた勤務シフトをきちんとこなせる方が希望です。体調管理を行い継続して勤務することで、利用者様や職員から信頼が得られ、施設全体のよりきめ細かいケアにつながります。

人員に余裕があれば、介護、看護や栄養士、現場のスタッフそれぞれが「したい」サービスを提供することが可能です。人材を確保して定着させ、利用者様が喜ぶことを前提に、今以上に現場の「したい」をどんどん叶えられる環境を整えていきたいと考えています。